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Center Pole
都市は絶えず変化し、光や人々の営みと共に移ろう。
このシリーズでは、画面の中心に杭や柱のような存在──センターポール──を置き、都市の風景を左右に分断することで、微かな違和感を生み出し、さまざまな場所をひとつの世界観にまとめることを試みた。
必ずしも物理的な棒だけでなく、影や光、人の気配、空間の歪みさえもセンターポールとなり得る。
風景に正対し、自分なりの中央線を見出すことは、一見何でもない光景に意味を与える行為だ。
流れていく日常を一度立ち止まって捉え直すことで、その瞬間が二次元の写真として定着し、ようやくひとつのかたちとして立ち上がると感じた。
東京の都市部で育った私は、ビルや道路ばかりの街を遊び場にし、好奇心によって発見を重ねることに楽しみを見出していた。
その経験は、現在も観察の支点として生き続けている。
センターポールは、移ろう都市と自分自身を確かめる静かな装置であり、都市のカオスをまとめる軸でもある。
まるで背骨のように、静かに街を貫いているかのように思えた。
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